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執筆者の写真watanabe naoko

43歳になりました。



42歳はインドのケララでアーユルヴェーダのパンチャカルマ14日間でスタートしました。



旅するように生きていたい。 旅が仕事になったらいい。 旅する為に仕事しよう。 そんな風に思いながら過ごした一年。




インドのケララ、ラジャスタン、ウィーン、ハンガリー、チェコ、 ベトナム、宮古島、フランス。 一年間でこんなに旅をしたのは初めてでした。


様々な土地で様々な人と出会い、沢山の気づきと経験をさせて頂きました。もちろん日本でも。 42歳、最後の旅の地フランスでは本当に沢山の気づきがありました。



パリに到着して2日目、シャンパーニュ地方ランスで友人と合流しました。 そこで、パトゥーというフランス人女性とお友達になりました。 彼女は年に6カ月はフランスで仕事をして、後はブラジルの河と海とジャングルに囲まれた土地にコテージを建てて静かに過ごす。という生活を続けていました。 とても贅沢な話だなぁと思いましたが、彼女の暮らしはとてもシンプルでした。 長く使っているセンスの良い家具、ぱぱっと作るシンプルで最高に美味しいご飯。 そしてシャンパン。 仕事の後の時間のシンプルな贅沢。

今回、旅前にいつになく私は浮かれていて。いつもならどれだけ荷物を少なく旅をするかと考えるのに、びっくりするくらい沢山の服をスーツケースに詰め込んでいました。 そして、そのスーツケースがパリに届きませんでした。笑 小さなダイヤモンドがついた指輪からダイヤモンドが消えました。 20年以上も使っているクレジットカードの暗証番号がどうしても思い出せなくなり、カードを数日間使えなくなりました。 モンマルトルの丘でサングラスを落としました。 面白いくらいに何もかも剥ぎ取られていきました。 やっと届いたスーツケースに入っていたのは、猛暑の東京で着ていたペラペラの夏服ばかり。 寒くて着られず、結局毎日ジーンズとジャケットという同じ服を着続けました。 「そういうことなのだよ。」 と言われているようです。


大好きで楽しい仕事も、人付き合いも、忙しくなるにつれ知らず知らずに神経をすり減らしていて、必要以上に持とうとする事で満足させようとしていたかもしれません。 さらにしなやかでシンプルでいたい。 そんな風に思う43歳のスタートです。 どうぞこれからもよろしくお願いします。

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